染井野3丁目町内会のホームページが今冬12月にスタートします

待望の染井野3丁目町内会のホームページが2018年12月にスタートします。

 

“小さく産んで大きく育てる”をモットーに、町内会会員の皆様のご協力・ご参画を賜り、私たちのホームページをしっかりと、じっくりと作り上げたく、ご利用・ご支援のほどをお願い申し上げます。

 

さて、町内会のホームページをどのように構築・運営していくかは、そもそもホームページの目標をどのように掲げるかにかかっていると考えられます。そして、それは町内会の目的や機能と不可分の関係にあるといえます。

 

ここでは、町内会の普遍的な機能については以下の3種類に集約されるとする学説をベースにお話を進めてまいりたいと思います。3つの機能とは、

 

1.「問題対処機能」・・・地域の問題の解決に関する活動としての交通安全、防犯・防災、青少年育成、資源回収、福祉・生活改善など

 

2.「環境・施設維持機能」・・・地域の施設の維持・管理の活動、環境・美化、清掃・衛生など

 

3.「親睦機能」・・・地域の人びとの交流と親睦の促進に関する活動で、祭礼・盆踊り、運動会、文化祭などが含まれる

 

とするものです。そしてこれら3種類の活動を地域の実情に応じてバランスよく実行するところに町内会・自治会の存在意義が、目的があるとしています。

 

さらに言えば、第4の機能として、これまで行政の制度論の中で取り上げられてきた「地方自治」と「住民自治」の概念に加えて、自治体と住民の中間に、町内会・自治会による新たな「地域自治」の展開が考えられます。

 

具体的には、例えば当町内会では、これまで町内会単位で、町内会とは別個に組成されながら、実質、休眠状態で機能していなかった自主防災組織について、まず機能の強化・充実化を図ります。すなわち、「住民自治」を強固なものに鍛え上げていく所存です。同時に、同様の状況にある周辺地区の個別の自主防災組織と連合して、さらにパワーアップ、活性化し、広域災害に備える活動などを推進してまいります。これなどは、まさに「地域自治」の一形態として捉えることができるでしょう。

 

こうした町内会活動の担い手が住民ひとりひとりであることはいうまでもありませんが、昨今、大都市では加入を拒否する人がでてきたり、既加入者でも面倒な町内会役員になりたくないとか、メリットを感じないで、会費を払いたくないとかの理由で退会するひとも増えているとのことです。

 

幸い当町内会を始め、染井野地区では組織率が高く維持されており、このような心配は少ないといえますが、全戸加入を目指して、例えば、新たに来住した人には何度も訪問を重ねて加入を説得するなどの努力がこれまで通り欠かせません。

 

以上、町内会を巡る機能面の分析と組織面の一部課題についてお話させていただきました。

これら町内会の機能・役割を踏まえ、広報の現状に鑑みて下記理由に基づき、ホームページを立ち上げることとしました。写真は染井野3丁目を思い起こさせるような画像を中心に準備しました。

 

  • 絶えず情報を発信し続ける必要性がある(⇒紙ベースの回覧では情報が手許に残らない可能性が大、かつ、タイムリーな発信が困難)。
  • SNSの普及などNET環境が一般化していて、多様な情報発信ツールの活用が可能である。
  • 双方向の情報の受発信が可能となる。
  • 防災、防犯など緊急性を要する情報の発信をタイムリーに行える。
  • 役員業務一覧等の掲載により、会員(例えば役員就任予定者)による情報把握が容易になる(⇒疑問や不安の解消に役立つ)。
  • 染井野中央集会所の予約状況掲載により、会員の利便性が高まる。
  • 委託先業者が染井野S1地区・緑地協定運営委員会のHP業務を受託しており、比較的廉価での契約が可能である。

 

ホームページの主な掲載項目としては、町内会規約類、総会資料、役員業務一覧、行事のお知らせ、防災関連情報、中央集会所情報、関連団体情報(地区連絡協議会、市役所・学校関係、緑地協定運営委員会、建築協定運営委員会など)を予定しております。

 

なお、昨今の地震・豪雨などによる大災害頻発の状況から、当町内会では災害への備えを最重要課題と位置づけ、継続的に整備してまいりますが、ホームページでも大きく採り上げていく計画です。

 

先ずはご高覧いただき、ご感想・ご意見を役員会までお寄せください。お待ちしております。

最後に、ホームページの内容の有用性・有効性を維持するためには、必要とされる情報の収集、編集、更新の作業をコンスタントに継続していく態勢が不可欠です。

これら編集作業にご興味がある方、継続的な寄稿にご関心がある方を募集しています。

ご連絡ください(連絡先:080-6526-4295 石川まで)。