まちづくり協議会・防災部会よりお知らせ

日頃お世話になっております。貴町内会も中核の構成員となっている千代田・染井野まちづくり協議会にて、防災部会長を仰せつかっている井上雅一(染井野二丁目在住・民生委員・元同町内会会長)と申します。染井野三丁目町内会さんのホームページ開始にあたり、貴町内会の役員の方より、「何か書いていただけないか。」との要請を頂戴しました。

そこで、常日頃考えております、大規模災害の備えについて少しだけ記述させていただきます。

私たちの住む染井野は、大規模災害時においても、土砂崩れや、液状化という心配は無用と考えます。むろん、津波も。しかしながら、程度の差こそあれ、震度6強以上の揺れに見舞われた時は、家具の転倒、破損、窓ガラスの飛散、さらには家屋の損傷や、不幸にして火災が発生した場合には、類焼も考えておく必要があると考えます。

そこで、今からの備えとして、以下のような対策を講じておく必要があります。

  1. 家具の転倒防止のための対策実施
  2. 寝室や居室には、腰より高くなる家具は置かない。
  3. 寝室のドアや居室のドアが開かなくなるような位置に家具または物品を置かない。
  4. テレビやオーディオ機器等は、設置台に固定する。
  5. 屋内で履けるよう、運動靴、踵のついたサンダル等を購入しておく(もちろん、外履きとして、普段使っているもので構いません)。

 

また、ライフラインの長期間の途絶対策として、

  1. 食品のローリングストックの実践(最低でも、2週間以上)
  2. 風呂の水は、常に張っておく(我が家では、洗った後、すぐに水を張ります。この時、ペットボトルにためてある水道水の交換も同時進行で行っています)。
  3. カセットコンロ、カセットボンベの買い置き(冬に鍋料理をすることにより、備蓄ボンベの入れ替えを実践)
  4. トイレットペーパー、ボックスティッシュ等の買い置き  等の対策も必要です。

 

最後に、お仕事の関係等で、出来ない方もおられるのは承知で、やや離れた地(例:栃木、群馬、茨城、山梨あるいは、埼玉の奥)に、お知り合い、親族等がおられる場合は、日常的に交流を重ね、いざという時には、しばらくお世話になれるような関係を築いておいたり、これらの地にセカンドハウス的な拠点(物置小屋の大きなものでも可)を作っておいて、いざという時にひと月程度は過ごせるようにしておくことも有効な対策です。出来ることを少しずつ、積み重ねておくことが、いざという時の心の余裕を保つ秘訣と考えます。(慌てると、しなくても良いけがをしたり、失敗をします。)